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DJ ONIインタビュー(3/3)

社会貢献

社会貢献でいえば、東日本大震災の時も沢山活動をされていました。

音楽的にはPray for japanという3分11秒の曲を作りました。ビートを時計の音にして、また平和な時が刻めますようにという願いを込めて。著作権もフリーにして。

僕が被災地に行ってテクノミュージックをかけても誰も喜ばないなと思っていたとき、映画監督のAmiyさんが被災地で映画を上映しようとしていて。それも自分の映画ではなく、ドラえもんとか三丁目の夕日とか、大手配給会社に掛け合って。
僕は背が高いのでスクリーンが立てやすくて、音響周りもできるので、東北を一緒に回って。

月に一回、仮設住宅を一件一件お菓子をもって訪ねていく。すると、普段全然出歩かない人たちが出てきてくれて、お祭りみたいになってくれて。

僕らが回っていたところは、自殺者が一人も出なかった。エンターテインメントとして出来ることがあるなと思って、そういうことをこれからもやっていきたいですね。

僕は2chの型に嵌まらなくてもいいかなと思っていて。テクノってジャンルだったり、Spotfyだったりとか。テクノ業界のDJから見るとONIは最近どうなっているんだって言われるんですが、まあいいかな、と。

サウンドアーティストとして活動されていますが、名前としてはDJ ONI なんですね。

プレイヤーとしては、DJです。自分的にはブレていないと思っています。

作品を作る中で何かを参考にしていますか?

テクノロジーの部分については勉強をしています。作品の方向性については、そのとき自分が必要だと思った物について作っています。

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